法人業務

使用者責任

業務上の災害について雇用主に賠償責任義務はあるか?

質問 業務中の過失による災害は雇用主である会社は被災者の私に対して過失→違法行為→賠償責任義務は生じますか? 弁護士の回答 安全配慮義務違反として会社が労働者に対して責任を負担する場合があります。 「災害」の具体的内容、態様によります。
個人業務

自動で引かれる年会費が解約できない

質問 インターネットで販売する商品を、お得に買付できるというサービスに登録しました。 商品はECサイト本体が扱う商品です。 このECサイト本体が販売している商品は、未開封でも返品されたものを再出品できないらしく、その返品の山を低価格で買付け、ECサイトで販売されている価格の7割引きほどで買えるというサービスです。 このECサイト本体はノーブランドを扱わないので、ECサイト本体が扱う商品は売れやすい傾向にあります。 それをオークションサイトやフリマ...
倒産

破産手続をした法人が債務者の抵当権を消したい

質問 私が経営していた法人の破産手続を取り、同時に代表者であった私も破産しました。 法人は、費用不足による破産手続廃止と登記簿には記載されております。 今回の相談は、この法人が債務者になっていた抵当権を消したいのですが、法人の破産手続が終了していれば 、抵当権を消す書類は銀行に出してもらえるのでしょうか。 ちなみに土地の所有者は、私の母で、その借入の保証人にもなってはいませんが、この場合、母から銀行に請求するのか、会社の登記簿は「破産手続に廃止に...
個人業務

代表印の不正使用による金銭消費貸借契約について

質問 私は中小企業の代表取締役ですが、弊社の取締役員が無断で個人の方から法人名義で融資を受けました。 連帯保証人としてその取締役員が個人で記名、押印してあります。 その取締役員は株主でもあります。 代表印を無断で使用して貸借契約書を交わしておりますが、契約書は有効なのでしょうか? また、刑事訴訟なども考えておりますが罰することは可能ですか? 弁護士の回答 契約が有効か →原則としては無効です。しかしな...
業務

突然の取締役解任について

質問 小さな会社の取締役をしています。 自分の部下が、会社に対して背任行為的な事をし 会社に損害を与えた事で告訴されました。 ただ自分は寝耳に水で、全く関係も無ければ金銭の授受もありません。 しかし、裏で糸引きをしていたのは自分だと代表他役員も思い込んでいて証拠探しに躍起になっていました。 役員会を開き、突然解任と突きつけられました。 反省するなら従業員として残ってもいいと。 自分の釈明等には聞く耳もなく。 自分もプライド...
その他

民間学童保育所での事故について

質問 地域の空き家を活用し、学童保育所を開設したいと考えております。指導員として、仕事を退職された方を募りたいと思います。 1.子供同士の事故が気になります。免責事項として、入所者に対して、子ども同士の事故がその保護者に責任があるということを認めていただくことは、法律的に可能ですか。 2.保育所で提供したおやつや軽食により、アレルギーや食中毒が起きた場合の責任はありますか。 3.指導員は適切な人数を配置しますが、突発的な事故が起きた場合、やはり監督責任...
個人業務

会社自己破産と相続放棄の質問です

質問 建設業の代表取締役である父が先日亡くなりました。 家族は母、長男(他界、妻子なし)、次男、三男(私)で、 会社には取締役の私一人で他に従業員はいません。 会社、父個人に対し借金がありました。母にも負債があります。 とても会社継続、負債を背負うことはできないので、「会社自己破産」「代表、父の自己破産」「相続の放棄」を考えています。 父個人負債のうち、会社の土地のローンがあり,母が連帯保証人となっています。 母には保険金受取人として...
IT

スタートアップ・創業支援

はじめに 弁護士業は,原則として,過去の事実関係を清算することに関わることが多いです。相続,離婚,破産,交通事故など,いずれも,過去の清算です。当然,これらも弁護士業の醍醐味でもあり,重要な業務です。 ただ,ときには後ろ向きではなく,前向きの業務もしてみたいものです。それが,顧問業務であり,より一層前向きなのが創業支援です。 当事務所では,できることなら,創業支援に特化したいと考えており,これを執筆している2020年1月の時点でも,新たな会社設立を含めた創業(二次創業)に複数関...
よくある質問

不動産を仮差押された場合どうなりますか?

質問 裁判所から「仮差押決定」という書面を受取りました。 どういうことですか。 弁護士の回答 簡単に説明すると,仮差押とは,裁判所が発する保全命令の1つで,差押の予約のようなものです。 民事保全法に規定されるもので,後に財産が散逸しないよう,現況をプロテクトする役割を有します。 裁判手続上の差押とは,民事執行法に定める強制執行のひとつであり,分かりやすくいえば,債権者が,不動産を強制的に売却(競売)し,その売却代金から債権を回収するという目的で行われます。 ...
よくある質問

法人(会社)破産の流れ ~生きている(現在事業継続している)法人を破産させたい

法人破産については,大変複雑で必ずしも正解がありません。 現在事業継続しているというところから考えると一層複雑かつ不明瞭です。 当事者の方の理解が困難であり,不安が大きいことに鑑み,その理解,不安解消の一助になるよう,破産法と破産実務をふまえて,現実的な対応をふまえた流れを記します。 1からしっかりと説明するとなると,大変難しいことになってしまいますので,要点をある程度デフォルメしてお伝えします。 法人破産のタイムラ...
タイトルとURLをコピーしました