💡 これが実際の動作
たとえば「民法709条」という文言を含んだページを開くと、以下のように表示されます:
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法令表記が自動でハイライトされ
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マウスを乗せると e-Gov から条文がポップアップ表示される
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表示された条文はそのまま 📋 コピー可能⚖️
スクロールするたび、条文が語りかけてくる
実務のフラストレーションから生まれた、六法拡張を公開する
🧠 「民法709条」を見るたびに、Googleに打つのはもうやめた
法律業界にいる人なら、誰しも思ったことがあるはずだ。
記事を読んでいて、「この条文、なんだっけ?」と手を止めて検索。
またはCtrl+FでPDFを探す。
e-Govを開いて、法令名を選んで、条番号を探して…。
言ってしまえば「頭の中に法令検索エンジンを持ちたい」と、ずっと思っていた。
💡 だから作った:ブラウザが、法令を読む力を持てばいい
このChrome拡張は、Web上の条文表記を自動検出し、e-Gov APIから本文を取得してその場で表示するもの。
しかもただの表示ではない:
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🟡 民法709条 → ハイライト
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🟢 ホバーするとポップアップで条文全文を取得
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📋 そのままコピーもできる
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🧾 現在約100本の法令に対応(民法・刑法・会社法・労働法・行政法 etc.)
🔍 本質的には「実務の動線を潰す」ことが目的だった
これは便利アプリではない。
法律実務における“リズムの中断”をなくすための装置だ。
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条文の確認が1クリックで済めば、判断が早くなる
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文章の中で読み流す中で、意味が立ち上がってくる
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コピーして意見書やチャットに貼るのも一瞬
法律が「生きた道具」になるには、いちいち検索しない環境が必要だった。
⚙ 技術的なこだわり
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ハイライト検出は正規表現と lawlist.json による正確なマッチ
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API取得に失敗した場合は、全文法令からのfallback構造(憲法など対応済)
🧭 開発の背景:法律 × 技術の交差点にいた
職業として法律を扱う一方で、私はコードも書く。
「人に代わって法律を読む装置」があってもいいんじゃないかと思った。
そして、Chrome拡張という一番軽やかで、静かな存在に託すことにした。
💯 導入方法
🧭 インストールは3分。けれど意味は深い。
📦 1. GitHubからZIPをダウンロード
🚀 今すぐ使ってみる → ダウンロード(ZIP)
ZIPを解凍 → Chrome拡張機能に読み込むだけ
👇ダウンロードはこちらから(GitHubに飛びます)
🔗 インターネット六法 Chrome拡張 – GitHubでダウンロード
👉 インターネット六法 拡張 GitHubページ にアクセスし、
「Code → Download ZIP」で最新版を取得します。
📂 2. ZIPファイルを解凍(展開)する
解凍後、拡張の本体フォルダ(manifest.json が入っている)を用意します。
🧩 3. Chromeで読み込む
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chrome://extensions/ を開く
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右上の「デベロッパーモード」をオンにする
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「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む」をクリック
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解凍フォルダを選択
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ツールバーに六法アイコンが現れたら完了!
✅ これであなたのブラウザは、法律を“読む”力を手に入れる
法律がただの情報ではなく、その場で「理解できる表現」になる。
それが、ブラウザに拡張をインストールする意味です。
少し手間に見えるかもしれないけど、その分、この拡張は裏切らないはずです。
🧠 最後に:これは1つの「社会実装」だと思っている
これは単なる開発ではなく、「法律情報に触れる手段を再定義する試み」**だ。
法律を読むストレスを減らす。それだけで、もう少し判断できる社会になる。
📩 フィードバック
不具合・改善要望・対応法令リクエストなど、お気軽に。