よくある質問債権回収 A社法務担当 B社に部品を売ったが,売掛金が回収できない! B社社長は自社も売掛金の回収ができないから待ってくれと言っています。 待っているのですが,支払われる見込がなさそうです。 どうしたらよいのでしょうか。 売掛金の回収ができないというご相談はよくある相談です。 弁護士としては,よくある話ですが,中小企業にとっては,大きな悩みとなってしまいます。 そこで,売掛金の回収ができない場合を含め,債権回収について,ご説明します。 ...よくある質問個人業務債権回収損害賠償請求業務法人業務法的手続相談相談顧問
業務内部通報制度(公益通報制度)ー公益通報者保護法の改正(2020年6月)により2022年6月までに内部通報制度の整備の義務付け 公益通報者保護法の改正(2020年6月)により,2022年6月までに内部通報制度の整備を行わなくてはならない会社等があります。 内部通報制度(公益通報制度)とは 企業による一定の違法行為などを、労働者が企業内の通報窓口や外部のしかるべき機関に通報することを「公益通報」といいます。公益通報は、企業の違法行為を明るみに出すことによって、その是正を促し、消費者や社会に利益をもたらすことになりますが、通報した人はそれによって、企業から解雇や降格などの不利益な取扱いを受けるおそれがあります。 ...業務法人業務経営者顧問
よくある質問お守りとしての破産(自然人) 破産は, 再チャレンジの制度であり おわりではなくはじまりで 決して恥ずかしいことではありません 一度間違えただけで,一生苦しむ必要はありません。 やり直せるのです。 まだまだ破産に対する世間のイメージは良くないと思いますので,破産について概説してみたいと思います。 破産とは 破産とは、借金等(債務)を支払うことができなくなった場合に、全財産※をお金に換えて、各債権者に債権額に応じて分配、清算して、破綻した生活を立て直すことを目的としている制度...よくある質問個人業務弁護士費用新型コロナウイルス業務法的手続破産破産
blog民法改正(債権法改正) 令和2年4月1日より民法の一部の改正が施行されました。 具体的には,法定利率,債権譲渡,定型約款や売買,賃貸借,消費貸借,使用貸借,請負,委任,雇用の各契約形態についての定めなどが変更されています。 改正点は多岐にわたりますが,多くは,実務上,解釈によって補完してきた旧法を実務運用に合わせて変更したというものです。 また,それらの多くは任意規定といって,当事者間で民法と異なる合意をすることも可能であるものです。 したがって,契約書の見直しにおいても大がかり...blognew業務法人業務相談顧問
blog北風と太陽 弁護士をしていて,多くの紛争を目の当たりにして,行き着いたのが,北風と太陽でした。 むかしむかしの おはなしです。 きたかぜと たいようは、いつも じまんばかり していました。 「わしの ほうが えらいんじゃ」 きたかぜが いいます。 「わたしの ほうが えらいと おもいますよ」 たいようも まけません。 「それなら、しょうぶしよう」 そこへ、たびびとが やってきました。 たびびとは ぶあつい まんとを きています。 「さきに まんとを ぬがせた ほうが かちじゃ...blog個人業務業務相談
IT契約書チェックシート「AI風契約書チェッカー」 AI風契約書チェッカーとは 常々,契約書をチェックしています。 契約書のチェックは,既に紛争となった状態ではなく,紛争を予防する目的から行われるため,前向きなもので好きな業務の1つです。 契約書チェックの効用については,以下をご覧ください。 ただ,上記にもあるように,パワーバランスの問題もあり,どっちつかずの回答になることも少なくありません。 リスクがあるが,そのリスクを指摘すれば,契約が壊れてしまうという場面などです。 複雑な判断が絡み合うので,その契約書が良い...ITnew個人業務創業支援業務法人業務顧問
よくある質問法人(会社)破産の流れ ~生きている(現在事業継続している)法人を破産させたい 法人破産については,大変複雑で必ずしも正解がありません。 現在事業継続しているというところから考えると一層複雑かつ不明瞭です。 当事者の方の理解が困難であり,不安が大きいことに鑑み,その理解,不安解消の一助になるよう,破産法と破産実務をふまえて,現実的な対応をふまえた流れを記します。 1からしっかりと説明するとなると,大変難しいことになってしまいますので,要点をある程度デフォルメしてお伝えします。 法人破産のタイムラ...よくある質問倒産法人業務法的手続相談破産破産
よくある質問様々な解雇の態様の整理 質問 弊社の従業員の退職について,普通解雇,懲戒解雇,整理解雇,自主退職,諭旨退職,諭旨解雇とあると思いますが,それぞれどういう意味でどういう場合に退職が認められることになるのか,よく分かりません。分かりやすく教えてください。 弁護士の回答 確かに,退職を巡る問題は,整理の仕方も様々であり,一見して理解することが容易なものではないですね。 少し整理してみましょう。 解雇の種類と解雇の要件 ...よくある質問労働業務法人業務法的手続相談解雇顧問
blog紛争解決の流れ Step1 当事者間での交渉 やりとりが困難 妥協が困難 感情論だけで会話にならない!お互い主張をするばかり!解決できない! Step2 弁護士による交渉 法的な主張 相手方の希望との調整 裁判を見据えた交渉 弁護士 後に裁判となる場合を考慮して交渉する等により,代理人が介在することで,解決に向かうこ...blogよくある質問業務法的手続紛争解決
blog和解のコツ 紛争解決手段 紛争解決手段は,大別して,以下の二つがあげられます。 誰かに判断して貰う=判決,審判,決定等 自分で決める=和解(示談) 和解のメリット 弁護士として,和解を勧めずに,粛々と訴訟等を進行することは容易ですし,ストレスも少なく,精神衛生上も望ましいことではあります。 しかしながら,紛争解決,特に依頼者の利益をはかるという観点から考えると,判決を得るというのは大変リスクのあることですので,和解...blogその他よくある質問個人業務業務法人業務相談紛争解決