顧問

よくある質問

債権回収

A社法務担当 B社に部品を売ったが,売掛金が回収できない! B社社長は自社も売掛金の回収ができないから待ってくれと言っています。 待っているのですが,支払われる見込がなさそうです。 どうしたらよいのでしょうか。 売掛金の回収ができないというご相談はよくある相談です。 弁護士としては,よくある話ですが,中小企業にとっては,大きな悩みとなってしまいます。 そこで,売掛金の回収ができない場合を含め,債権回収について,ご説明します。 ...
個人業務

内容証明郵便

質問 相手方がお金を支払ってくれません。 内容証明郵便を出した方が良いですか。 弁護士の回答 内容証明郵便は,通常の郵便と異なり,「いつ,誰が,誰に対して,どのような内容の文書を送ったのか」を証明することができる郵便方法です。 一般に,内容証明郵便によって絶大な効力が発生すると考えられているところもありますが,正しくは,上記のとおりであり,それ以上ではありません。 たとえば,時効の援用(時効によって利益を受ける意...
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新型コロナウイルスとの戦い方(雇用調整助成金)

この苦境の中,中小企業にとって,新型コロナウイルスとの戦い方は以下とおりであると考えています。 1 雇用の問題 雇用調整助成金をうまく活用して 凌ぐ 2 資金繰りの問題 特別貸付制度を利用して凌ぐ 3 その後の問題 目処が立たない場合には破産 個人的には,この苦境を乗り越えて…とは思いますが,弁護士としての視点からは,債務超過の事業については,無理に頑張る必要はなく,破産手続き開始申立により,一旦,手仕舞うことも良策であるようにも思います。 破産という...
よくある質問

様々な解雇の態様の整理

質問 弊社の従業員の退職について,普通解雇,懲戒解雇,整理解雇,自主退職,諭旨退職,諭旨解雇とあると思いますが,それぞれどういう意味でどういう場合に退職が認められることになるのか,よく分かりません。分かりやすく教えてください。 弁護士の回答 確かに,退職を巡る問題は,整理の仕方も様々であり,一見して理解することが容易なものではないですね。 少し整理してみましょう。 解雇の種類と解雇の要件 ...
労働

横領した従業員に退職してもらいたい

質問 弊社の従業員が業務上横領をしていた事実が明らかになりました。弊社としては,懲戒解雇とするよりも,諭旨解雇としたいと考えていますが,どうしたらよいでしょうか。自分から辞めてくれるようにしたいです。 弁護士の回答 諭旨解雇とは,様々な意味で用いられる概念ですが,会社からの懲戒権の行使としてではなく,自発的に退職して欲しいということですね。 それを前提にアドバイスします。 諭旨解雇とは 諭旨解雇とは,法律上の用語ではなく,様々な意味で用いられます。 多...
よくある質問

契約書のポイント

はじめに 事業に際し,金銭あるいは物を借り,また,物を買い(仕入れ),物を売り(販売),人を雇うなどの法律行為が必要不可欠です。 将来のトラブルやリスクを回避するために,法律行為を行うにあたっては,その内容を書面として残しておく,つまり,契約書を作成することが必要不可欠です。 契約書はただ作成すればよいものではなく,当方にとって不利な内容でないか,将来どのようなリスクが生じる可能性があり,その対策が採られているのか等多岐にわたりチェックすべきポイントがあります。 トラブルが発生してしまっ...
よくある質問

法律顧問(顧問弁護士)

サブスクリプション型法律顧問(顧問弁護士) 顧問とは 法律顧問(顧問弁護士)とは,会社または人と弁護士とが継続的な契約(顧問契約)を締結し,継続的に法律相談を受け,法律事務を行う業務です。 顧問弁護士が存在すると,顧問弁護士に対し気軽に迅速な対応を求めることができ,的確なアドバイス,法律事務を,迅速に高い費用をかけることなく受けることができます。 多数の顧問契約があり,毎月10本程度の契約書をチェックし,多数の業務上の相談に応じています。このような経験が積み重なり,顧問業務は日々...
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